カストディアンとは?/最有効使用の原則とは?

カストディアンとは?@

カストディアンというのは、
個人、企業、投資信託が、

 

株券や不動産等の
資産の管理を委託する
銀行など金融機関のことをいいます。

カストディアンとは?A

なお、カストディアンは、
資産のカストディアン名義での
登記、銀行口座管理などを行います。

カストディアンとMIA法

カストディアンについては、
特に、オーストラリアのMIA法では、
証券取引所に上場されているプロパティトラストにおいて、

 

証券の発行体としてREと呼ばれる
責任法人の純有形資産が
50万ドル未満の場合には、

 

同50万ドル以上の外部企業をカストディアンとして
任命しなければならないという規定があります。

 

スポンサーリンク

最有効使用の原則とは?

一般に不動産の価格というのは、
最有効使用を前提として把握される価格を
標準として決定されます。

 

つまり、不動産というのは、
他の財とは違って、用途の多様性を持っているので、

 

同じ不動産について、
異なった使用方法を前提とする
需要が競合する場合には、

 

その不動産を利用することにより、
利潤が最大となるような需要者が、
最も高い価格を提示することができます。

 

これは、
その不動産の効用が最高度に発揮されるような可能性に
最も富んだ使用ということになりますが、

 

客観的にみて、
良識と通常の使用能力を持った人による、
合理的かつ合法的な最高最善の使用方法を意味するともいえます。

 

ちなみに、最有効使用の原則は、
鑑定評価の際に、最も重要な効用分析の指針となります。

 

スポンサーリンク