住宅を購入する時には消費税はかかるのでしょうか?@
住宅を購入するときというのは
色々と税金がかかるものなのですが、
住宅価格にも
当然、消費税がかかります。
といっても、この住宅価格
すべてにかかるわけではありません。
住宅を購入する時には消費税はかかるのでしょうか?A
住宅価格には、
建物価格と土地価格が含まれているのですが、
消費税がかかるのは、
このうちの建物価格についてだけで、
土地価格には
消費税はかからないことになっているからです。
不動産広告の消費税もそのようになっているのですか?
不動産広告などに表示されている
住宅価格というのは、建物分の消費税が
含まれた価格になっているかと思います。
通常は、不動産広告には
消費税の金額が表示されていないということもあって、
住宅を購入する人の多くは、
自分がどれくらいの消費税を支払っているのか
といったことには
あまり注意を払っていないのかもしれません。
住宅を購入するときの消費税について注意する点はありますか?
原則として、
住宅購入時にかかる消費税というのは、
物件の引渡し時点で課されることになっています。
しかし、以下のようなケースでは、
契約から引き渡しまでに
1年以上かかることもあるため注意が必要になります。
■マンションのように建設工事に時間のかかるケース
■建物が未完成の状態で売買契約を結ぶケース
というのは、こういったケースの場合ですと、
契約時点の消費税は5%であっても、
その後引渡しまでの間に消費税率がアップしてしまい、
思わぬ支出に見舞われてしまうという可能性があるからです。
仮に、もし
20010年4月から消費税が上がるとすると、
完成までに1年かかる住宅を購入する場合には、
2009年3月までに契約する必要があるということになります。
前回の消費税がアップしたときはどうだったのですか?
前回の消費税がアップしたときには
経過措置がとられました。
具体的には、
消費税アップの半年前までに
契約を済ませていれば、
仮に引渡しが消費税アップ後になったとしても、
消費税アップ前の税率が適用されるケースもありました。
なので、今後もし
消費税がアップすることになっても、
同じように経過措置がとられる可能性は大きいです。
ただし、
実際にはどうなるかはわかりませんから、
これから住宅を取得しようと考えている方は、
念のため
このことについては頭に入れておきたいところです。